日記

しまむら事件

やぽぽ〜。王様です。

今回はしまむら事件について話す。

以前配信でも話したことがある。

昔から王様の家では、あまり服に関心がなく、ユニクロ、しまむら、イオン(謎の独自ブランド)の服を買ってもらうことが多かった。(買う頻度は少ない)

小学生の頃は、セシール(良心的な価格の衣類通販)で適当に母親が通販で買った服を主に着ていた。

インナーのキャミソールは、謎に大人用を渡され、ダボダボのものを着ていた。肩の紐が余っていたので、結んで着用していた。

胸が膨らんできても、親が気付かず、王様もそれが普通だったので気付くまで普通のインナーで過ごしていた。

ここで、王様がやばい陰キャと思ったかもしれないが、マンション住まいで同年代の友達がいっぱいいたので、自分の家がおかしいと気付いて、親に服を買ってもらうよう頼むようになった。

高校に入って母親によく連れて行ってもらった店がある。そう、しまむらである。

大学生になるまで、王様の服はしまむら、ユニクロ、イオンで構成されていた。

大学生になってアルバイトを始めるも、服の総入れ替えとはいかず、みんなが来ているブランド(ローリーズファームとかアースとか)の服もあれば、しまむらも残っていた。

高校からの友達にブランドの服が大好きな友達がいた。

ブランドと言っても、マルイや駅ビルに入っているそこそこの服屋である。しまむらの2、3倍のお値段である。

ある日、王様に向かってその子は、今日の服なんのブランド着てるの?と言ってきた。

王様はしまむらだよ。と言ったら、鼻で笑われたのである。

王様はそのあとトイレでひとり泣いた。(いつもトイレで泣いてるやん)

しまむらはデザインもそこらのブランドと似てるし、何より安いし良いお店である。

特に種類が多くて誰とも被らないし、探せば自分好みのデザインだってある。

しまむらユーザーは全国にいる。王様だけではないのだ。全国を敵に回したぞ。

この背景に、家の価値観がある。

その友達の家では、服や化粧品が好きな親、姉がおり、おしゃれにお金を使う家だったらしい。

普段はもちろん、卒業記念などには高級時計、バッグなどを親からもらっていた。(当時はむちゃくちゃ羨ましかった)

だけど、教育にはあまりお金をかけていないようだった。

王様の家では、おしゃれには興味ない親だったが、温泉や自然が好きでよく出かけに連れて行かれたり、教育にお金をかけ、習い事や本にお金を使ってくれた。

なお、親は本も読まないし、勉強もしてこなかったが、本は好きなだけ買っていい、塾代も惜しまない、みたいな感じだった。

記念の日におしゃれな贈り物はもらった記憶がない。あまり記念などしっかり祝うことが少なかった。

教育にお金をかけなくても人は育つし、人によっては自分で道を切り開くだろう。

でも環境は大事だと思うので、自分にとっては良い教育方針だったと思うが、受験は塾にいれとけばおkの考え方はあんまり良くないと思っていた。

まあそんな価値観で育ったので、親は服代を全然出さなかった。

そのかわり学費は出してくれた。親にはとても感謝している。

学校のテストでは、普通ならてきとーにしていてもテストで点数が取れるのに、その友達はノートをきれいに取るものの、全く頭に入っておらず、テストの点は散々だった。

ブランドだから良いとか、そんな価値観してるからである。(完全な言いがかり)

ちなみにいまはグローバルワークが行きつけである。(以前と大差ない)

しまむらにはいかなくなってしまったけど大変お世話になった。